パナマはドイツよりもアンゴラに似ている体格とのこと。具体的な対策は立てやすいだろう。スカウティングは、しっかりできていることだろう。
何点か自分なりに対策を書いてみることとする。
●リバウンドを頑張る!
実はアンゴラ戦では敵ガードがランニングジャンプしての飛び込みオフェンスリバウンドが多かったようだ。
これを防ぐには外で守っているガード陣が正体してのブロックアウトをし、ゴール下への侵入を絶対に防ぐ必要があります。これに成功しなければ結果は同じものとなる・・・オフェンスリバウンド20本取られては戦いにならない。
●ドライヴインからのレィアップを決める!
アメリカ vs. プエルトリコの試合を観てわかったのは、アローヨのドライヴインでの体の使い方とシュートのタイミング。
右45度からのドライヴインはシチュエーションは五十嵐や桜井や柏木がたまに見せるケースと全く同じなのだが、ディフェンス側に背中を預け、かつ右手からボールを放つタイミングが一瞬早い。ひじが伸びきる前スッと手首だけで撃ってしまうため、ブロックをしようかと構えた時にはもうボールはボードに当たっているような感じだ。
その時、アメリカのゴール下には濃紺のユニフォームに包まれたプレーヤーが4人いたがゴールに吸い込まれるボールをただ見るだけだった。
ドイツ戦で柏木が第3クォーター残り1分13秒に決めたドライブからのレイアップは、彼らしくディフェンスに飛んできたディフェンダーに背中で当たり相手を飛ばしてから、腕を伸ばしてのものだった。クロアチアで体力測定してそれまでの記録を破ったのが柏木という体力の強さを持つがゆえの芸当で、バスケットカウントのおまけまでついた。
柏木の真似は他のガードにはできないが、アローヨの体格は五十嵐や桜井に近い。
彼らは突っ込んでレィアップを放ってはブロックされることをこの2戦とも繰り返していたが、あれは正直過ぎる。まともに体の向きを45度に進入し、片手を目一杯伸ばしてのレィアップは絶対にブロックされることを充分理解したハズだから、竹内に守らせてブロックされないアローヨのような体の使い方とシュートタイミングを身に付ける練習をする必要がある。(しかし、現地でのコートの練習時間が制限されているようで・・・)
原田さんのレポートを聞くと、ジェリコは「積極的に突っ込め!」という指示を出しているらしいが、その突っ込んだ後のフィニッシュの仕方を教えていなかったようだ。
●シューターをフリーにさせる
シュート確率の悪さは「充分にフリーな状況」で撃っていないことが原因だ。
ディフェンスに対峙しながら撃った折茂の肘がビビッて伸び切っていない点に注目して欲しい。彼がシュートフォームを崩す場合はディフェンスのプレッシャーを感じている時で自分よりも身長もジャンプ力もあるプレーヤーを前にシュートを狙っても簡単にブロックに遭うことがわかっているからこそ折茂はクイックモーションなどに切り替えるが、なかなか決められない。
日本チームはスクリーンを使ったりして彼をフリーにさせることに注力するべきだ。
日本では、一人でフリーになってボールをもらうのが一番うまいと言われる折茂がその技をもってしてもフリーになれないのであれば協力者を付けるべきだ。
川村も、協力者がいれば決めることが出来るだろう。ただし、それでも決まらないのは折茂との経験の差だがこれは埋めようにないだろう感じがしている。この感じを裏切って欲しい。
●集中力を切らさない
一人でドライヴインに挑み、ことごとくブロックされ床に叩きつけられたのは、ドイツ戦でプレーが通用すると考えた”おごり”があったに違いない。
解説の佐古@アイシンが言っていたが、ただ突っ込むのではなく、バランスを取り、パスを回し、プレーヤーを走らせるゲームメークが必要だと強調した。
わたしには、集中力が切れて佐古が指摘するような重要なことを考える余裕がなくなり、単に突っ込んだだけのようにすら見えた。一本一本を個人技のトライアルにするのではなく、もっと大事に確実に決めて欲しいものだ。
●ゴール下の攻防
敵チームから見て、ビッグマンによるゴール下のシュートは無い、と見切られてしまったことを跳ね除けるだけの頑張りが必要。敵にとって、ゴール下でのシュートを狙うことなく、外から入るのが折茂だけだとわかっての防御はあまりにも簡単過ぎる。大治がグィグィ、公輔がスィスィとゴール下を決めていきディフェンスを収縮させなければ折茂にスペースを作ってあげることはできないのである。
以上だが2時間後に迫ってしまった。観戦ポイントとしてチェックされたい。







